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材料市況速報

金属市況NewS vol.89

『ドル高、独米の長期金利上昇でメタル圧迫』

米の10年債利回りが一時2.87%と2年ぶりの高値をつける。米のQE縮小観測が強まっていることで。マーケットは今週発表されるFOMCの議事録に注目している。

ドル高移行もメタルを圧迫し、特に貴金属は敏感に反応しDown。LMEメタルも軟調地合いとなった。

FOMCの議事録は現地21日に発表される。中国の製造業統計は22日発表。中国人民銀行の周総裁、2013年下期は穏健な金融政策を継続する。と発言。ドイツの10年債利回りは17カ月ぶりの高水準。ユーロ圏の景気回復観測で。

LMEカッパー前週末比トン50ドル安の7285,5ドル(前場、以下同)、アルミ新塊4ドル安の1872.5ドル、アロイ5ドル安の1780ドル、鉛13.5ドル高の2238ドル、ニッケル30ドル安の14,655ドル、錫25ドル安の21,850ドル、亜鉛5.5ドル高の1955.5ドル

NYMEX原油、反落。前週末比バレル当たり0.36ドル安の107.10ドル。エジプト情勢の緊迫化は強材料だが、米製油所の稼働率低下、高値修正、ドル高で小幅DownNY金銀反落。金は前週末比オンス当たり5.3ドル安の1365.7ドル(10月限)、銀は0.156ドル安の23.166ドル。ドル高、長期金利上昇、原油安とマイナス材料重なりDown。

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