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材料市況速報

金属市況NewS vol.69

『中国PMIの上昇とドル安でメタル続伸 カッパー8000ドル乗せ』

2日に発表された11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.6に上昇。3カ月連続で改善さる。加えてのドル安背景がメタルを押し上げ続伸。カッパー8000ドル乗せで買い加速。米のSM(供給管理協会)指数は49.5に低下し事前予想の51.4を下回るが、ハリケーンの影響とみられマイナス材料には成り得ず。10月の米建設支出は前月比で1.4%増加となったことがプラス材料。

Nycomexカッパー続伸。前週末比ポンド当たり0.85セント高の3.6585ドル(3月限)、LMEカッパーキャッシュで同トン当たり26.5ドル高の7975.5ドル、3カ月先物で8015ドルに乗せる。アルミ新塊は同17.5ドル高の2096.5ドル、アルミ合金64ドル安の1961ドル、鉛10.5ドル安の2244ドル、ニッケル500ドル高の17600ドル、錫60ドル高の21860ドル、ジンク3.5ドル安の2024.5ドル。

NYMEX原油は続伸。前週末比バレル当たり0.18ドル高の89.09ドル。中国PMIの改善、対ユーロでのドル安背景で2週間ぶりの高値へ上伸。

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