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材料市況速報

金属市況NewS vol.68

『米財政の崖問題楽観視、GDP上方修正、欧州景況感改善で反発』

懸案の米「財政の崖」回避に関し、オバマ大統領や共和党議員が楽観的な発言を行ったことを好感。ドル安背景もあり、メタルはリスク選好の買いが入り急反発。また3Qの米GDP改定値で前期比2.7%増加、10月の米中古住宅販売成約指数が前月比5.2%上昇、新規失業保険申請件数の減少(39万3000件)、ユーロ圏景況感指数の上昇、11月の独失業者数が事前予想の1万5000人増を下回る5000人増にとどまったことなど、買い材料のオンパレードでメタルは全面高となった。

Nycomexカッパーは前日比ポンド当たり6.8セント高の3.6055ドル(3月限)、LMEカッパーは同トン当たり130ドル高の7850ドル、10月22日以来 の高値HIT。アルミ新塊53.5ドル高の2046ドル、アロイ35ドル高の1935.5 ドル、鉛51ドル高の2239ドル、ニッケル325ドル高の17225ドル、錫365ドル高の21,610ドル、ジンク49ドル高の2006ドル。

NYMEX原油も反発。前日比バレル当たり1.58ドル高の88.07ドル。米「財政の崖」回避に関して、オバマ大統領とベイナー下院銀の楽観的な発言を受け買い急進。複数の米経済指標改善も手伝った。

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