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材料市況速報

金属市況NewS vol.51

12月の全米20都市の住宅価格指数は市場の予想以上に低下。1月の米耐久財事前受注が過去4ヶ月ぶりにマイナスに転落し3年ぶりの大幅減。しかし、米CB調査の最新分である2月の消費者信頼感指数は1年ぶりの高水準だったことから、労働市場、経済見通し、金属需要に楽観的見方が強くなる。

ドイツ議会が第2次ギリシャ支援を承認したことも好感し欧州株式相場は上昇。米株式市場も軒並み上昇。ダウ工業株30種平均は2008年5月以来、ナスダック総合指数は2000年12月以来、S&P500が2008年6月以来の高水準。

29日、1日の米FRBバーナンキ議長の半期金融政策報告を前に、米連邦準備理事会(FRB)のデューク理事は、国内住宅市場の低迷が景気回復へ足かせと発言している。そのため、半期に一度の金融政策に関する議会で追加緩和へ踏み切るかが注目される。

NY原油は、設備投資の先行指標である1月の米耐久財受注が予想以上の低調に嫌気で期近が大幅続落。NY貴金属はドル安、株高で軒並み上昇。

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