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材料市況速報

金属市況NewS vol.23

9月の米個人消費が前月比で0.6%増加、10月の米消費者信頼感指数確報値は60.9と事前予想の58を上回り米景気の拡大期待を思わせメタルを押し上げた。しかし月末の整理売りなども入り一本調子の上げとはいかず。
LMEカッパー58.5ドル安の7981.5ドルアルミ12.5ドル安の2221.5ドルアルミアロイ35ドル安の2141ドル鉛35ドル高の1986ドル、後場で久々に 2000ドルに乗る。ニッケル55ドル安の19,700ドルスズ60ドル高の21,915ドルジンク27.5ドル高の1908ドル

カッパー相場の後方支援材料はFreeport社のストによる供給停止。26日にフォースマジュールを発動して当面の販売を見合わせることをユーザーに伝える。                                                                     MFグローバルのエドワードメイヤー氏は「市場ムードは改善され、カッパーも5週間ぶりの高値をヒットしているが、このままBULLマーケットを続けていくかについては慎重に見極めなくてはならない」と注意を促す。

NYMEX原油、反落。前日比0.64ドル安の93.32ドル。ドル安、株安に相場は圧迫さる。利益確定の売りも出た。
Nycomex金銀、金は前日比0.5ドル安の1747.2ドルで小反落。銀は0.176ドル高の35.288ドルと続伸。欧州合意に対する安心感、期待、高揚も早くも薄れ、現実直視でリスク回避の売りで反落。銀は見せかけの米経済統計に後押しされ続伸した。

28日の米株は3日続伸。前日比22.56ドル高の1万2231.11ドル。3カ月ぶりの高値水準米景況感の改善を背景とした買いが売りを上回った。しかし熱狂的な上げに至ることはなく現実を直視した利益確定の売りも散発。

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