ホーム > 材料部門 > 材料市況速報 > 金属市況NewS vol.82

材料市況速報

金属市況NewS vol.82

LME市場前半は米の資産買い入れプログラムの9月縮小観測から値を下げたが、後半は欧州景気の回復感によるユーロ高ドル安が進み反発、また明日に中国の貿易統計発表を控え買い戻し入る。

米シカゴ連銀のエバンス総裁が昨日、米資産買い入れ縮小の9月開始を排除しないと発言。

在庫問題でLME、ゴールドマンサックス、JPモルガン、パクローニ(Glencore)などが提訴されたことも相場圧迫材料。

6月の独鉱工業生産指数が前月比で2.4%上昇、予想の0.3%上昇を上回る。英中央銀行は失業率が7%に低下するまで政策金利を過去最低水準を続けると表明。ポルトガルの2Qの失業率は16.4%に低下、2年ぶりにに改善する。

LMEカッパー前場前日比でトン当たり134.5ドル安の6892ドル、しかし後場で6900ドル台まで戻す。以下後場価格。アルミ新塊1737.5ドル、アルミ合金は前場比2ドル高の1762ドル、鉛0.5ドル安の2089.5ドル、ニッケル前場比95ドル高の13,680ドル、錫50ドル高の21,230ドル、亜鉛5ドル高の1806ドル

カッパー地合いBULL。欧米景気回復基調と中国での保税銅在庫がこの4カ月で減少。 現在は30万トン近くまで減少している模様。アジアのカッパーカソードプレミアムはトン200ドルHIGH!カッパースクラップもタイトで全品種高値寄り

錫もインドネシアの輸出規制を材料に投機的な買いが乗り続騰。盆明けまでに25,000ドル近くまで上昇予想

PAGETOP