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材料市況速報

金属市況NewS vol.62

ECBの利下げ予想、英国債券買い入れ枠の引き上げなどで上昇
世界の製造業の減退感から金融緩和観測が拡大。ECB(欧州中央銀行)は政策金利を1%から0.75%に引き下げると予想されており、この期待感からメタル買われる。また英国が債券買い入れ限度額の引き上げに踏み切るとみられていることも心理的なプラス材料。
景気後退感が明らかな米も愈々追加の金融緩和期待が高まり、メタル買い。第3四半期に入り、商品全体上昇志向になっていることも買い戻しを促した模様。

Nycomexカッパーは前日比ポンド当たり7.10セント高の3.54ドル(9月限)5月14日以来の高値。LMEカッパーは129.5ドル高の7777ドル、アルミ新塊は44ドル高の1911ドル、アルミアロイは25ドル高の1805ドル、鉛は49ドル高の1900.5ドル、ニッケル530ドル高の17,105ドル、錫195ドル高の19,130ドル、ジンク30ドル高の1905ドル。

NYMEX原油、急反発。前日比バレル当たり3.91ドル高の87.66ドル。ECB、中国ともにの金融緩和観測、イラン制裁による供給ひっ迫懸念などを背景に急上昇。

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