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材料市況速報

金属市況NewS vol.6

ギリシャのデフォルト懸念、大手仏銀の格下げで欧州信用不安高まる。中国の温家宝首相が欧州国債の買い付けを示唆したことでユーロは持ち直す場面もみられたが、7月のユーロ圏鉱工業生産が事前予想を下回る数値であったこと、8月の米小売売上高が前月比変わらずで事前予想の0.3%増を下回ったことでメタル相場は崩れる。

アルミ前日比25ドル安の2329.5ドル、後場も続落で2317.5ドル、カッパー38ドル安の8719.5ドル、後場125ドルDOWNで8594ドルまで降下。ニッケル130ドル安の21,160ドル、亜鉛21.5ドル安の2156ドル、後場続落で2135ドル。NYカッパーは9月渡しで7.1セント安の388.5セントは今年最安値。ペルーのCerroVerde鉱山はスト入り、ネシアのGlasberg鉱山は現地15日からスト入りとなる予定だが、マクロ経済の悪化でスト要因は材料にならず。

NYMEX原油、反落。前日比1.3ドルDOWNの88.91ドル。欧州債務危機、米景気回復低迷などを背景にした需要減少懸念から売り優勢に。ガソリン在庫が予想外に増加したことも下げ幅を広げた。

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